BNT — お店で流せるBGM › ガイド
店内BGMの入手方法は、大きく分けて「有線放送」「店舗向け配信サービス」「店舗利用可のBGMアプリ」の3系統です。それぞれ費用も権利の仕組みも違います。このページでは2026年時点の公開情報をもとに、系統ごとの特徴と選び方を整理します。著作権の基礎はこちらのガイドにまとめています。
| 有線放送 | 店舗向け配信 | 店舗利用可のBGMアプリ | |
|---|---|---|---|
| 代表例 | USEN MUSIC など | OTORAKU、モンスター・チャンネル、BGMC Station など | Simple BGM、BGM Pro、カフェBGM(BNT) など |
| 月額の目安 | 約6,000円〜 | 約1,900〜3,800円 | 約500〜1,100円 (買い切り型もあり) |
| 権利処理 | サービスに込み | サービスに込み | 管理外楽曲のみで構成(アプリごとに要確認) |
| 曲数・幅 | 非常に多い(多チャンネル) | 多い(数百万曲級も) | 少ない(数十〜数百曲・ジャンル特化) |
| 機材 | 専用チューナー等 | タブレット/スマホ | 手持ちのスマホ/タブレットのみ |
| 契約 | 年契約が中心 | 月額 | 月額 or 買い切り・即日開始 |
有線放送か店舗向け配信が合います。チャンネル数と「流しっぱなしで運用が回る」安心感が強みで、費用はその分高めです。チェーン展開している場合は本部一括契約の実績も豊富です。
BGMアプリ型が合理的です。月額は配信サービスの数分の一で、機材も不要。ただし曲数は少なくジャンル特化なので、「この店はこの雰囲気」と決まっているお店向けです。カフェ・サロン・美容室のように、特定の空気感を一日中保ちたい業態と相性が良い形式です。
管理楽曲を流すならJASRAC等との契約(または権利処理込みのサービス)が前提になります。アプリ型の非管理音源ではカバーできない領域です。
コスト見直しで有線放送からの切り替えを検討する場合、次の3点を確認しておくとスムーズです。
| 確認事項 | 内容 |
|---|---|
| 契約期間と解約条件 | 有線放送は年単位契約が多く、中途解約の条件・違約金の有無を要確認 |
| 店内音源の一本化 | 切り替え先が「管理外楽曲のみ」型の場合、CDやサブスクの併用をやめて音源を一本化しないと権利上のメリットが消える(詳細) |
| 再生環境 | チューナー返却後は手持ちのスマホ/タブレット+スピーカーで再生することになる。Bluetooth/AUX の接続を事前に確認 |
アプリ型は手軽な分、品質と権利の確認は自分で行う必要があります。最低限このリストを確認してください。
✅ 楽曲がJASRAC等の管理団体に登録されていないことを明示しているか
✅ 店舗での商用利用がライセンスで明示されているか(個人向けアプリの流用はNG)
✅ ライセンスの証明書類を発行できるか(万一の問い合わせ時に提示できると安心)
✅ オフライン再生に対応しているか(回線トラブルで店内が無音になるのを防ぐ)
✅ 8時間流し続けて耳が疲れない音作りか(無料枠やトライアルで実際に試す)
免責事項: 各サービスの料金・仕様は2026年8月時点の公開情報にもとづく目安です。正確な条件は各社の公式サイトでご確認ください。本ページは一般的な情報の整理であり、法的助言ではありません。